FIELD NOTE|現場から #002
なぜ介護・福祉・医療の営業には「紹介者」がいるのか
― 利用者だけを見ていては、地域の営業構造は見えてこない ―
介護・福祉・医療の営業では、営業活動で接点を持つ相手と、実際にサービスを利用する人が必ずしも同じではありません。訪問看護ならケアマネジャー、医師、病院の地域連携室、地域包括支援センターなどが関わり、障がい福祉なら相談支援専門員などが関わります。私は、この「地域でつなぐ人」の存在を理解しないまま一般企業と同じ営業をすると、どこかでズレが生まれると考えています。
営業の相手と、サービスの利用者が同じとは限らない
介護・福祉・医療の営業では、営業活動で接点を持つ相手と、実際にサービスを利用する人が必ずしも同じではありません。訪問看護ならケアマネジャー、医師、病院の地域連携室、地域包括支援センターなどが関わり、障がい福祉なら相談支援専門員などが関わります。私は、この「地域でつなぐ人」の存在を理解しないまま一般企業と同じ営業をすると、どこかでズレが生まれると考えています。
三者それぞれに違う役割がある
サービスを提供する事業所、サービスを利用する人、そして両者を地域でつなぐ専門職。この三者が存在します。営業で伝えるべきなのは、自社の特徴だけではありません。その特徴が利用者さんにどう役立つのか、支援を組み立てる専門職にとってどんな意味があるのか。そこまで伝えて初めて、地域で使える情報になります。
「紹介してください」から始めない
ケアマネジャーや相談支援専門員を、単なる「紹介をもらう相手」として見ることには違和感があります。まず必要なのは、自分たちが何者で、どんな場面で役に立てるのかを短く正確に知ってもらうことです。
地域の中に選択肢を増やす
今すぐ案件にならなくても、「こういう事業所がある」「こういうケースなら相談できる」と知ってもらう。その情報が、いつか必要な人とサービスをつなぐ可能性があります。営業とは、その接点をつくる仕事です。
介護・福祉・医療の営業は、二者間の売買だけではない。地域で人とサービスをつなぐ専門職の存在を理解することから始まる。
FIELD NOTE|現場から
介護・福祉・在宅医療の営業現場で見て、聞いて、考えてきたことを記録するシリーズです。現場で得た一次情報と経験をもとに、地域連携や営業の本質を考えます。
介護・福祉・在宅医療の営業現場で見て、聞いて、考えてきたことを記録するシリーズです。現場で得た一次情報と経験をもとに、地域連携や営業の本質を考えます。