FIELD NOTE|現場から #013
地域連携営業は、1回の訪問ではほとんど始まらない
ケアマネジャーのもとには多くの事業所が営業に来ます。初回訪問で覚えてもらえないのは普通です。「あー、この間…」から、本当の関係づくりが始まります。
他社もたくさん営業に来ている
地域連携営業では、初回訪問で結果を求めすぎない方がいいと考えています。理由は単純です。ケアマネジャーのもとには、日々さまざまな事業所や営業担当者が訪問しています。
こちらは「ちゃんと説明した」「パンフレットも渡した」と思っていても、相手からすれば数ある訪問の一つです。すべての営業担当者を覚えているわけではありません。
最初の成果は「あー、この間…」
何度か訪問していると、こちらの顔を見て「あー、この間…」と、なんとなく思い出してもらえることがあります。
私はこの瞬間をとても大事にしています。まだ問い合わせがあったわけでも、紹介につながったわけでもありません。それでも、「知らない人」から「見たことがある人」へ変わった。これは地域連携営業において大きな一歩です。
福永メソッドは「雑談できる関係」を目指す
訪問回数も大切ですし、新しい情報を持っていくことも大切です。ただ、私がさらに大切だと考えているのは、ケアマネジャーと雑談や最近の出来事を気軽に話せる関係になることです。
雑談というと、営業と関係のないことのように聞こえるかもしれません。しかし、少し会話ができる関係になると、「最近こういう利用者さんが増えていて」「この辺では、こういうサービスが少なくて」といった地域の情報や困りごとが自然に出てくることがあります。
目指すのは「営業先」ではなく「話せる関係」
地域連携営業は、一度訪問して終わる営業ではありません。何度か顔を合わせ、「あー、この間…」から始まり、やがて「そういえば最近ね」と話してもらえる。
顔を覚えてもらうこと、会話が生まれること、地域のことを気軽に話してもらえること。私はここを大切にしています。
「知らない人」から「見たことがある人」へ。そこが最初の一歩。
FIELD NOTE|現場から
介護・福祉・在宅医療の営業現場で見て、聞いて、考えてきたことを記録するシリーズです。現場で得た一次情報と経験をもとに、地域連携や営業の本質を考えます。
介護・福祉・在宅医療の営業現場で見て、聞いて、考えてきたことを記録するシリーズです。現場で得た一次情報と経験をもとに、地域連携や営業の本質を考えます。