「営業に行っているのに利用相談が増えない」「ケアマネに挨拶しても、なかなか紹介につながらない」「対応できる体制はあるのに新規依頼が増えない」——そんな悩みを抱える訪問看護ステーションの方は少なくありません。
実は、訪問看護の営業がうまくいかない多くの場合、やり方に問題があるのではなく、訪問タイミング・伝え方・会えない時の設計に課題があるだけです。
特にケアマネ営業では、「会えたら説明する」だけの設計では弱いのが現実です。本記事では、訪問看護営業で成果につながる5つのコツに加え、アポイントを取らなくても前に進む営業設計、資料の工夫、ポスト投函時の考え方まで具体的に解説します。
1. なぜ訪問看護の営業は難しいのか?3つの構造的理由
訪問看護の営業がうまくいきにくい背景には、業界特有の構造的な理由があります。ここを理解していないと、訪問回数を増やしても成果につながりにくくなります。
① ケアマネジャーは「売り込み」を歓迎しにくい立場
ケアマネジャーは、利用者の状態や家族状況、医療ニーズを踏まえながらサービスを調整する立場です。そのため、特定の訪問看護ステーションから強く営業されることに心理的な抵抗を感じやすい傾向があります。
つまり、「紹介してください」と押す営業よりも、「こういう利用者さんに合います」と情報提供する営業のほうが受け入れられやすいのです。
② 相手先が忙しく、長い説明は敬遠されやすい
ケアマネジャーや病院の地域連携担当者は、利用者対応、退院調整、電話対応、記録などで日々忙しく動いています。長い説明をしてしまうと、内容以前に印象が悪くなることがあります。
営業では、タイミングと長さが内容と同じくらい重要です。
③ そもそも「アポイントが取りにくい」職種である
ケアマネジャーや地域連携担当者は予定が流動的で、電話してもつながらない、つながっても確定しにくいことが珍しくありません。訪問看護営業では、アポイント獲得に時間を使いすぎると接触件数が落ちやすくなります。
そのため、アポイントを取ること自体に時間を使いすぎると非効率になりやすいです。訪問看護営業では、キーマンに会えない前提で営業設計を組むことが重要になります。
2. ケアマネジャーの本音|嫌われる営業・好まれる営業
現場感のある営業にするには、相手がどう受け止めているかを知ることが大切です。以下は、訪問看護営業でもよく聞かれるケアマネジャー側の感覚を整理したものです。
「忙しい時に長く説明されるより、短時間で“どういう利用者さんに対応しやすいのか”を伝えてもらえる方が助かります。会えないことも多いので、資料だけ見ても特徴や受け入れ条件が分かるステーションは印象に残りやすいです。」(居宅介護支援事業所 ケアマネジャー)
❌ 嫌がられる営業
- 忙しい時間帯に長く説明する
- 「何でも対応できます」と曖昧に伝える
- 総合パンフレットだけ置いていく
- アポ取りにこだわりすぎて接触数が減る
- 毎回同じ話しかしない
- 不在時の工夫がなく印象に残らない
✅ 好まれる営業
- 2〜3分で要点だけ伝える
- 対応しやすいケースを具体的に伝える
- 会えなくても資料で特徴が伝わる
- 新しい受け入れ情報を持ってくる
- 連携先として相談しやすい雰囲気がある
- 医療的ケアや体制が一目で分かる
ケアマネジャーにとって重要なのは、「営業が上手い事業所」ではなく、利用者さんを安心してつなげやすい事業所です。その視点で営業内容を組み立てることが、紹介の入りやすさにつながります。
3. 紹介につながらない事業所がやりがちな5つのNG行動
| NG行動 | なぜ問題か | 改善策 |
|---|---|---|
| 忙しい時間帯に訪問 | 相手が話を聞けず、内容より印象が悪くなりやすい | 比較的余裕のある時間帯を狙って短時間訪問 |
| 長時間の説明 | 相手の時間を奪い、内容が残りにくい | 2〜3分に凝縮して訪問 |
| アポ取りに時間を使いすぎる | 接触件数が減り、営業効率が落ちる | 会えない前提の営業設計に切り替える |
| 総合パンフレットだけ渡す | 強みがぼやけ、記憶に残りにくい | 特徴を絞った1枚資料を併用 |
| 毎回同じ話しかしない | 再訪の意味が薄れ、反応が鈍くなる | 空き・新規受け入れ条件・事例など新情報を持参 |
4. 成果につながる!5つのコツ【アポに頼らない営業設計付き】
訪問タイミングを最適化する|忙しい時間を避け、短時間訪問を徹底する
最も重要なのは「いつ行くか」です。相手が比較的対応しやすい時間帯を見極め、長居を前提にしない訪問を基本にしましょう。訪問看護営業では、内容を磨く前にまず訪問のタイミングを整えるだけでも反応が変わります。
「少しだけご挨拶と最新状況の共有です」と前置きするだけでも、受け止められ方は変わります。
アポイントにこだわりすぎない|会えない前提で営業設計を作る
ケアマネジャーや病院連携担当者はアポイントが取りにくいことが多く、アポ取りに時間を使いすぎると営業効率が下がります。訪問看護営業では、「会えたら話す、会えなくても資料で伝わる」設計が重要です。
② 不在時には「どんな利用者さんに合うか」が分かるメモを添える
③ ポスト投函用には、受け入れ状況・対象利用者・対応エリア・連絡先が一目で分かる資料を別で用意する
④ 会えた時は2〜3分で要点だけ伝え、会えない時も次につながる状態を作る
「事業所名」ではなく「誰に向いているか」を伝える
多くの事業所がやりがちなのが、「○○訪問看護ステーションです。よろしくお願いします」で終わることです。これでは紹介場面がイメージされません。
ケアマネジャーが紹介しやすいのは、「どういう利用者さんに合うのか」が一言で分かる事業所です。
- ❌「訪問看護をやっています」
- ✅「退院直後で医療的ケアが必要な方の相談を受けやすいです」
- ✅「ターミナル期の在宅支援をご検討中のケースに対応しやすいです」
- ✅「精神科訪問看護や服薬管理の継続支援が必要な方にもご相談いただけます」
「○○のような方がいたらご相談ください」という言葉に置き換えるだけで、営業の伝わり方は変わります。
不在時こそ差がつく|資料を工夫し、ポスト投函でも印象を残す
キーマンに会えないことを前提にするなら、資料の作り方が非常に重要です。総合パンフレットだけではなく、特徴を絞った資料を別で作ることで、後から見返してもらいやすくなります。
例えば、次のような切り口が有効です。
- 「退院直後で医療ニーズが高い方へ」
- 「ターミナルケア・看取りをご検討中の方へ」
- 「精神科訪問看護が必要な方へ」
- 「リハビリを継続したい方・在宅生活を維持したい方へ」
ポスト投函の際も、ただ会社案内を入れるのではなく、タイトルで特徴が分かる1枚資料にしておくと、短時間で内容が伝わりやすくなります。
毎回「新しい情報」を持っていく|営業ネタを固定化しない
「また来た」ではなく「今回は何を持ってきたのか」と思ってもらえるようになると、営業は前に進みやすくなります。毎回同じ資料ではなく、新しい情報を持っていく習慣を作りましょう。
- 📌 新規受け入れ状況・エリア更新
- 📌 対応しやすい症例や支援内容の更新
- 📌 在宅看取り・医療連携の対応実績
- 📌 リハビリ・精神科・小児などの体制変更
- 📌 ポスト投函用の新しい1枚資料
アポを取る時間がない。営業の仕組みも作れていない…
Motherは介護・障がい福祉・在宅医療に特化した営業代行サービスです。
訪問看護営業のやり方を見直したい方は、まずは無料相談からご相談ください。
受付時間:平日 9:00〜17:00 / 全国対応
5. 成功事例:営業改善で紹介が増えたケース
以下は、営業設計を見直すことで反応が変わった訪問看護営業のケースです。
神奈川県 訪問看護ステーションA様
■ 導入前の状況
管理者自らケアマネ営業をしていたものの、現場対応に追われて訪問頻度が安定せず、
「顔は知られているが、相談にはつながらない」状態が続いていました。
■ 見直したポイント
訪問先を整理してルート営業化し、
ステーションの特徴を「誰に向いているか」で整理。
加えて、不在時でも伝わる1枚資料を用意し、会えない前提で営業設計を組み直しました。
■ 変化
継続訪問を続ける中で、今まで接点の薄かったケアマネジャーから相談が入り始め、
比較候補として名前が挙がる機会が増加。
■ 結果
半年〜1年の継続で地域内の認知が積み上がり、紹介件数が安定。
「営業は会えた回数だけではなく、印象が残る設計が大事」と実感されたケースです。
会えない前提の資料設計で反応率が上がったケース
■ 課題
何度訪問しても担当者不在が多く、総合パンフレットだけを置いて帰る営業になっていました。
■ 改善策
「ターミナルケアをご検討中の方へ」「精神科訪問看護が必要な方へ」といった
特徴別の1枚資料を新たに作成。
さらに、ポスト投函時には受け入れ状況と対象利用者、連絡先が一目で分かる簡潔な紙を添える形に変更しました。
■ 変化
後日、資料を見たケアマネジャーから「こういうケースでも相談できますか」と問い合わせが入り、
不在訪問が単なる空振りではなく、次の接点につながるようになりました。
■ ポイント
会えないことを失敗と捉えるのではなく、
会えなくても伝わる営業設計に変えることが成果につながった例です。
※ 事例の詳細や他の成功パターンについては、お気軽に無料相談にてお問い合わせください。
6. 「営業する人がいない」「続けられない」なら営業代行を活用
ここまで5つのコツをご紹介しましたが、「わかっていても営業の時間が取れない」「管理者が営業まで兼務していて限界」という訪問看護ステーションも少なくありません。
| 課題 | 自社対応の場合 | 営業代行(Mother)の場合 |
|---|---|---|
| コスト | 採用・教育・人件費が必要 | 月額固定で活用可能 |
| 即効性 | 営業体制が整うまで時間がかかる | 契約後すぐに活動開始しやすい |
| 専門性 | ケアマネ営業の型作りに時間がかかる | 介護・在宅医療分野に特化したノウハウを活用できる |
| 継続性 | 忙しい時期に止まりやすい | 継続訪問と改善を仕組み化しやすい |
| PDCA | 属人化しやすい | 訪問後レポートで可視化・改善しやすい |
7. Motherとは|介護・障がい福祉特化の営業代行サービス
Motherは、株式会社メディケアプロモーションが運営する、介護・障がい福祉・在宅医療に特化した営業代行サービスです。2013年のサービス開始以来、全国の介護事業者を支援してきた実績があります。
Motherの3つの強み
- ✅ 業界特化の専門スタッフ:現場感を踏まえた営業設計・改善支援
- ✅ 継続訪問のノウハウ:会えない前提でも前に進む営業の仕組み化
- ✅ 訪問後レポートによるPDCA:営業活動を可視化し改善に活用
サービスプランと特徴
| プラン名 | 特徴 | 対象 |
|---|---|---|
| Motherライト | まず試しやすいプラン | 営業の型を作りたい事業者 |
| Motherトライ | 継続効果を見やすいプラン | 営業改善を一定期間試したい事業者 |
| Mother Premium | 本格的な継続営業支援 | 紹介増加と稼働率向上を狙う事業者 |
| Mother Pro | 複数拠点・高頻度運用向け | 多店舗展開・強化運用したい事業者 |
| Mother+ | 連携先開拓に強み | 他サービスとの連携も進めたい事業者 |
対応サービス種別
- 🏠 デイサービス・デイケア
- 🏡 グループホーム(介護・障がい)
- 🚗 訪問介護・訪問看護
- 🏥 訪問診療・在宅医療
- 💼 障がい福祉(就労支援・相談支援等)
- 🌐 全国対応
8. よくある質問
まずは無料相談から
「アポイントを取るだけで時間がかかる」「会えない時の資料をどう作ればいいか分からない」
そんな訪問看護営業のお悩みも、お気軽にご相談ください。全国対応・秘密厳守。
受付時間:平日 9:00〜17:00 / 全国対応 / 相談・見積無料
関連記事
- 不定期更新して参ります
- 訪問看護ステーション向け営業代行サービス「Mother」